貴女は記憶を落としてしまったお姫様。

​

母の思い出を追いかけて
2学期から名門私立・紅玉学院の生徒となる。

転校からしばらく経ったある日。
貴女は学園祭の劇に出てくれないかと相談される。
非常に注目されている劇で多くの保護者も観に来るらしい。

​

「お母さんを知ってる人が声をかけてくれるかもしれない」

​

​

若い頃の母親に似ていると評判の貴女。
希望を胸に引き受けた役は王子様。

​

​

これから始まるのは、少女が愛を知るまでの物語。